French · 西洋哲学

裏店

モンテーニュが『孤独について』の章で描き出した、誰もが「まったく自由な」内なる隠れ家――外部のあらゆる干渉から守られた場所。そこは「真の自由」の地であり、自分自身との対話が「あまりにも私的」で、他の何ものも入り込む余地のない場だ。妻子も、財産も、健康も、持つことはできるが、「我らの幸福がそれに依存する」ほどには執着してはならない。*奥の店*とは、いかなる喪失も届かぬ自己の一部である。

Il se faut reserver une arriereboutique toute nostre, toute franche, en laquelle nous establissons nostre vraye liberté et principale retraicte et solitude.
Michel de Montaigne, Essais, Livre I, chapitre 39 « De la solitude ». Exemplaire de Bordeaux, 1595 · source

このイメージは、商いの店先を開けながらも、奥に客の入らない一室を設ける小売商の姿である。モンテーニュはこれを「内的な砦」のモデルとする――「すべてが我々のものであり、すべてが自由な」空間、誰にも明け渡すことのない場所。彼が説く孤独は地理的なものではない。群衆の中にあっても持ち運べるもの、すなわち、我々の手に負えぬものすべてに対する判断の独立である。

その論理はストア派の系譜に連なる。妻、子、財産、健康――「持つべきものはすべて持つがよい。しかし、我々の幸福がそれに依存するほど執着してはならない」。妻も子も財産もない状態で対話する訓練を積むことは、「それらを失う時が来たとしても」、内面から奪われることのない術を学ぶことだ。奥の一室とは、誰も立ち入らぬ場所に隠した「譲渡不可能な資本」である。

しかしモンテーニュは、それを惰性の穴にしてはならないと戒める。彼はそこで「退屈な怠惰に沈む」ことを拒む。なぜなら魂は「それ自体の中で折り曲げられる」ものであり、自らに対して能動的な伴侶となるからだ。これが逃避との違いである。奥の一室は、世間からの隠遁ではない。むしろ、世俗のただ中に確保された「自分だけの部屋」なのだ。奥の一室 ≠ アナコレーシス――ストア派や修道士の世捨て人とは異なる。一方は世界を捨て、他方は世界に生きながら自分だけの部屋を作る。

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